600W<500W???

Core2Quad Q6600へのアップグレードのおかげでマザーボードに供給される電力が不足することになりました。
そのためキャプチャーカードを三枚から二枚に減らして運用しています。
そこで、新たに600Wクラスの電源を購入しました。
これで"万事解決"と、簡単に行ったのならブログのネタにはしないんですが…。
 
今回買った電源はThermaltake製600W電源"PurePower 600W"。
サーマルテイクといえばCPUクーラーや、電源などで有名です。
特価品で6980円と、同クラスの電源の半額程度という安さとサーマルテイクというブランドに惹かれて買いました。
 
それまで使用していた電源はサイズの"剛力"500W。
SLIやCrossfireなどのマルチGPUに耐える電源で、E6300の時はこれで十分でした。
そもそも、edoは3Dゲームをあまりやらないので7900GSすらオーバースペックという話もありますが…。
 
そんなこともありつつ600W電源への換装を終えて、キャプチャーカードを元に戻して再起動。
…やはりTVチューナーソフトも、PowerDVDもエラーで終了。やはり電力が足りていないようです。
さらに、キャプチャーカードを減らしてみてもExplorerにおかしな表示が!(端っこのWindowesマークが黒く!)
明らかにマザーボードへの電力不足の症状で、表示周りに不具合があるようです。
 
表示周りの不具合と聞くと、7900GSの電源コネクターを差してないのか?
と思うかもしれませんが、このコネクターは元々3D表示時に不足する電力を補うためで、
差さないとエラーは出ますが、本当ならWindowsの表示だけならば必要ない物です(Vistaは必要です)。
 
おかしい…?
 
と、電源のスペック表をよく見ると+12Vが3系統に分かれている。
この"PurePower 600W"は3系統電源だったのです。
 
剛力の場合+12Vは2系統なのでそれぞれの+12Vラインには大きな違いはなく、
HDDもDVDドライブもあまり気にせず均等に配線すればだいたい大丈夫です。
しかし、"PurePower 600W"の場合、ライン2は電力がすこし大きくとってあり、
ライン1ライン3は供給電力が小さいため、気をつけて配線しなければ電力不足に陥る可能性があるのです。
 
マザーボード側にもうひとつ+12vのコネクターが用意されていればそれで解決するのですが、
Intel製マザーボードはシンプルな製品が多く、付いてる物は少なめで、edoのマザーにも付いていません。
嗚呼…うっかり。三系統電源て、もっと大容量からだと思っていたのに。
 
"PurePower 600W"の説明書を見てもどのラインがどこにつながっているのかわかりません。
出てるラインの数は多く、少し推理した程度ではマザーボードにつながっているラインのコネクターを外すのは無理そう。
キャプチャーカードを減らしても若干挙動が怪しいし。
これは剛力に戻すしかなさそう……。
 
解決方法があるとしたら次の方法になりそう。
電源交換。2系統600Wとか700Wクラスの電源にする。
マザーボードの交換。より消費電力の少ないP35チップセット系にする(改善するかは未知数 )。
電力消費の少ないミドルレンジのビデオカードにする。やはり改善するかは未知数。
あきらめてキャプチャーカード二枚で運用する。そもそも解決法ではない気が…。
 
あきらめてもいいんじゃない?とか言われそうですが、まだPCI Express x1が二本あいているのに
電力不足に陥るのは納得いきません。
絶対にどうにかしてやる~。
 
しかし、また無駄に電源ユニットが増えちゃった…。
 
カテゴリー: コンピュータとインターネット パーマリンク

コメントを残す