Sony VeasMovieStudio8.0

ビデオ編集ソフトのVeasMovieStudio8.0を買いました。
開発はソニーですが販売はイーフロンティアが行ってるソフトです。
 
edoはすでに1万~2万円程度のビデオ関連ソフトを多数持っているのですが、
なかなかこれ、といえるソフトはないために複数のソフトを用途ごとに使っています。
しかし、今回のVeasMovieStudio8.0は本体が欲しかったのではなく、
付属しているDVDオーサリングソフトが目当てでした。
 
最近はDVDオーサリングソフトが下火なためかほとんどがビデオ編集ソフトのおまけという感じで、
機能的にもそれなりでしかありません。
edo自身もメインで使っているのは2003年製のDigiOnAuther3がいまだにメインだったりします。
 
DigiOnAuther3はハードウェアエンコーダーとの相性が激しく、
チャプターの位置が上手く合わなかったり、プレーヤーソフトでは問題なく再生できるファイルが
DigiOnAuther3ではエラーが出たりすることもあるなどつらい面もあるのですが、
メニューや、リンクの自由度が高く使い慣れるといろいろできるので気に入っているのです。
 
チャプターに関してはほかのオーサリングソフトでメニューなしでチャプターを作成し、
DVDイメージにしてからDigiOnAuther3に読み込むなどすれば回避できるので、
オーサリングのメインにDigiOnAuther3を使っています。
 
VeasMovieStudio8.0に付属のDVD ArchtectStudio4.5は一応プロ仕様に近いというのが
ウリのDVDオーサリングソフトなので実物はどうなんだろうということで購入を決めました。
VeasMovieStudio8.0のいくつかの機能も注目していたのですが、やはり一番気になっていたのは
オーサリング機能の方だったりします。
 
まだ3時間ほどしか使用していませんが、DigiOnAuther3を基準に考えると「惜しい」といったところ。
それぞれのオブジェクトごとにできることは多そうなのですが、サムネイルを変更したいとか、
リンク先を変えたいとかで右クリックや、サイトメニューだけで変更できるDigiOnAuther3に対して、
操作系がまとまりに欠けるため次にどこを設定すればいいのかが分かり難いのでので苦労します。
 
とはいえ、この手のソフトはやることと、やれることが複雑なため初めてさわる人にとっては、
どちらも分かりづらいかもしれません。
 
またDigiOnAuther3にはリンクマップという機能があり、メニューやチャプターをツリー状に簡易表示してくれるので
一目でチャプターの入れ忘れが確認できるなど、細かいところでよくできています。
DVD ArchtectStudio4.5はVeasMovieStudio8.0の機能の一つとみればよくできていますが、
やはり付属ソフトの域は出ないようです。
 
ただ、Uliead(現在はColelが販売) DVD MovieWriterとVideoStudioの組み合わせよりは高機能なので
買って損はなさそうですが、操作系に癖が強いのでなれるまでが大変そうです。
たいてい初心者の人は癖の強い操作系でずく挫折してしまいます。
 
それと、オーサリングの処理スピードですが、ほとんどのオーサリングソフトで処理時間をとっているのが、
ビデオとオーディオの変換処理です。
ビデオはDVD向けのプロファイのMPEG2からは変換作業が入りませんが、
互換性を考慮するとAC-3への変換は必要でこれが処理時間の大半を占めています。
 
DigiOnAuther3は比較的古いソフトなのですが、処理のマルチスレッド化がされていて、
タスクマネージャーで4コアが使われているのを確認できました。
一方DVD ArchtectStudio4.5では処理自体はそれほど遅くはないのですが、2コアぐらいしか使われていないようでした。
 
もう少し使ってみてからでないとハッキリとはしませんが、まだまだDigiOnAuther3が手放せそうにありません。
 
DigiOnさん、DigiOnAutherHDとか出さないかな~?
次世代ディスクとか地デジが今の悲惨な状態じゃ商売にならないか…。
カテゴリー: コンピュータとインターネット パーマリンク

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