Radeon HD4670

気がつくとずいぶんと更新していなかった。
割と書くことは多かったのに、忙しさの余りモノを書く気力が出なかった。
しかし、ようやく一段落つきそうなので再開です。
 
edoのPC二号用にRadeon HD4670を搭載したカードを購入した。
実際に購入したのは12月終わりのことなのでブログに書くには、やや古い話という感じがする。
 
購入したのはPALiT製のモノで、7000円という格安のカードながら、
HDMI/DysplayPort/DVIと現行のディスプレイなら何でも来い、の仕様。
これだけ安いと何かあるのではと思われますが、実のところメモリーがGDDR3ではなく、
DDR3にダウンしている。
 
実際のところ、DDR3とGDDR3では値段にかなりの開きがあるはずですが、
性能面でみた場合には値段ほどのインパクトはないはずです。
この辺を納得して買っていれば結構お買い得な仕様かと思います。
 
手持ちのDirectX9,10世代のゲームはセガ・ラリーEVOとデビル・メイ・クライ4だけですが、
両ゲームともに実用的なフレームレートで動いていました。
12月時点での値段を考えると、十分満足な買い物でした。
 
さて、今更このカードについてレビューなど書いても、人気のあるチップを搭載してるだけに、
似たようなレビューはたくさんあるはずで、ここからがこのカードを取り上げた本当のところです。
 
edoは以前からたまに引っ張り出してきてはプレイしているゲームが一つあります。
それはMobill1 Rallyです。
もうかなり古いゲームで、APIもDirectX6世代という古さ。
日本での発売が、1999頃だから10年目のゲームになります。
 
実はこの手の世代の古いゲームは最近のハードでは動かないモノも出てきている。
Mobill1Rallyもつい最近までその一つでした。
そのため、edoはこのゲームのためだけにGeForce 7900GSをずっと持っていようと考えていました。
 
なにせDirectX10世代のGeForce8800GTや、RadeonHD2600では性能的には、
確実にGeForce7900GSを上回っているか、引けをとらない程度なはず。
しかし、Mobill1Rallyでは表示されるフレームレートは1000fpsを超えるものの、
実際のゲームは紙芝居のようで、とてもゲームにはなりませんでした。
 
最近になり、半ばあきらめ気味に二号にMobill1Rallyをインストールしたところ、
Windows VistaとRadeonHD4670の組み合わせでも正常に動きました。
正直、動いたことにかなり驚きました。
このコラムでも以前書いたような気がするので、AMDの人が読んでいたのかと思ったほど驚きました。
 
edo自身、DirectX10世代以降のチップはドライバー次第で古いソフトの互換性も上がるだろうとは思っていました。
しかし、さすがに10年前のゲームに対応するとは思ってもいませんでした。
単にチップの性格の違いとも思えそうですが、DirectX10世代のチップに変わってから
nVIDIA、AMD(ATI)とも同時にMobil1Rallyに対する互換性が低くなったので、偶然という気はしません。
しかもフレームレートの表示だけが高く、実際のゲームはガタガタという傾向はそっくりでした。
むしろ、DirectX10世代チップの性格が原因と考えるのが自然でしょう。
 
RadeonHD4670には最近のゲームが動くことよりも、古いゲームが動くことの方が感動してしまいました。
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