安いWindows10で苦労した

RyzenをWindows8.1でしばらく使おうかと思っていましたがWindowsUpdateをあてるとデカデカとこのCPUには対応してないというメッセージが出るようになりました。それだけなら特に支障は少ないのですが、.NET Frameworks3.5を有効化できないようになっていて少し古いソフトはインストールができなくなってしまった。

どうやら最初のアップデート群の中にRyzenなどの新しめのCPUを見つけるとWindowsUpdateを妨害するアップデーターが組み込まれるようだ。今までは不具合が出ていても使えたが今回からはどうしてもWindows10にさせたいようだ。

というわけで暫定稼働のWindows8.1から少し早くWIndows10に切り替えることにした。とは言えWindows10の予算は翌月分の予定だったので何とか安いWindows10はないかとamazonを見てみたらWindows10 home並みの値段のProを発見した。怪しいけれどだめならだめで何とかなるだろうと購入した。

届いたWindows10はどうやら本物のようだ。商品説明にはDSP版とあったけど、ディスクには通常版と書いてある。不思議だな、と思いつつ用意していた最新ダウンロード版をUSBメモリからインストールしプロダクトキーを入れてみるとはじかれてしまった。むむっ!と思ったが気を取り直して送られてきたDVDからインストールをしてプロダクトキーを入れると今度は大丈夫だった。

なぜ、最初にダウンロード版を使ったかといえば、DVD版はアップデートの当たっていない古いWindows10だからだ。Ryzenは新しいCPUなのでアップデートの当たっていないWindows10では不具合が出る可能性が高かったのでRyzen登場以降のビルドが必要だと思ったからだった。

果たして、予感は的中した。素に近いWindows10はRyzenだと数分でフリーズしてしまう。急いでcreators updateを当てようと更新アシスタントをインストールしアップデートを試みるもダウンロードが終わる前にフリーズしてしまう。ダウンロードも延々繰り返しているようで、その間にもフリーズ、再起動を繰り返すことに。地獄の作業が数時間続きました。

原因を探るべくタスクマネージャーを眺めていると、ふとWindows Updateで最小のアップデートをかけて後でcreators updateをかければいいことに気がついた。しかし、それまでに何回かフリーズすることに変わりはなかったが、ようやくアップデートが完了して無事フリーズは無くなった。windows Updateを最初から使えばたとえフリーズしても30分ほどで安定化させられてたのね・・・

さて、creators updateは安定化後はいともあっさりアップデートされました。安定したので、この謎Windows10の正体を探ってみることにしました。PCのプロパティを見てみるとエディションがWindows10 Pro Educationとなっていた。つまりは教育向け。一応Pro以上、enterprise以下というエディションでボリュームライセンスの一部なので安く売られていたようだ。同じボリュームライセンスでもOEMライセンスだと機器構成が大幅に変更されると認証不可になる場合があるのと違い通常版とあまり変わらず使えるようだ。ディスクにも通常版と書かれていたし。

いやー、Windowsのインストールにここまで苦労したのはWindows3.1以来かもしれない。最初に普通のWindows Updateに気がついていれば何のことは無かったんですけどね。とは言えこういうときのためにWindows7ではいくつかのアップデーターをUSBメモリにダウロードしておいたんだけどWindows Update以外アップデーターを当てられないというのは少々不便だなと思う。

まぁ、変なWindowsを買うからだという話もあったり無かったり・・・

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