ASRock H67M-ITX

ASRock製Mini-ITXマザーボードH67M-ITXをヤフオクで手に入れました。誰も入札していない状態だったので落札できたらいいかな、くらいの感覚で入札してみたら誰も入札せずに終了。動作未確認というマザーなので誰も入札しなかったようだ。

PCパーツの動作未確認というお題目はたいていどこかトラブルを抱えているものを動作未確認といって出品しているものが多いが、おそらくこのマザーボードもそのたぐいだと思われる。

さて、届いたマザーを早速チェックしてみた。とりあえずBIOS更新用のCeleronとKningston製のロープロファイルタイプDDR3メモリを載せて起動してみた。特に問題なく起動するのでそのままWindows10をインストールして、USBやPCIexpressポートをチェックすることにした。しかし、どこにもおかしなところは感じられなかった。

杞憂だったかと思いPC二号から外されたCore i7 2600Kと換装して使える状態にした。ネットにつながる状態にするとライセンス認証がされていた。どうやら前のオーナーのライセンスだろう。トラブルにならないようにプロダクトキーの変更をしておいた。ここまでで実際にはすでにトラブルがあったのだが気づいていなかった。

いろいろと再チェックをしているときにコンピューターのプロパティを見たときに異変に気がついた。あれ?メモリが4GBしかない。たしか4GB二枚をインストールしたはず。もしかしてメモリスロットの死んだマザーなのかな、と思い一枚づつスロットを替えながらチェックするもそれぞれのメモリースロットでは4GBとして認識していた。

ここでメモリーに詳しい人ならば、オーバークロックを疑ってBIOSをデフォルトに戻すことを考えたかもしれないが、とりあえずBIOSアップデートを試みた。しかし、BIOSアップデートしてもメモリは4GBまでしか認識されなかった。仕方なく家にある他のDDR3メモリを刺してみる。都合10枚の4GBメモリーを試してみるも、今度は起動すらしなかった。最初に起動したものと同じタイプのKingston製2GBメモリも起動しなかった。

最初に起動したKingston製4GBメモリに戻してBIOSからチェックしてみることにした。なんと、それぞれのスロットで2GBメモリとして認識しているようだ。ここから推察するに、2ランクのメモリに対応していないのかもしれない。Kingston以外のメモリは比較的初期のものでヒートシンクに隠れているものの、チップが両面に実装されていた。起動しない2GBも両面実装のものだ。

仕方ないので別のPCに刺さっていたKingston製の4GB二枚組を移すことにした。他のメモリを探したらこれが片面実装の4GBだった。ようやくWindowsから8GBメモリーと認識されるようになった。

ちょっとメモリ周りの仕様が古いマザーだったのだろうか。そういえばメモリの設定をのぞいたときにメモリクロックの設定がDDR3-1066とDDR3-1333の二種類しか無く、DDR3-1600が無かったような気がする。もしかしたら両面実装のメモリもDDR3-1066に設定しておけば起動しなかったメモリも起動できるようになるかもしれない。が、しかし、せっかく動くようになったのだからこのままにしておこう。Mini-ITXのケースに入れたからばらすのも大変だし、メモリの抜き差しを繰り返していると、今度こそ壊しかねない。

今まで考えなしに使っていたDDR3メモリも高容量、高クロックのものは意外とシビアだったのね。新製品として買うときは相性を気にしてシステムでまとめて買うからトラブることは無かったけど中古は意識してなかったよ。

動作未確認にしたのはやはりシビアなメモリ周りのせいかな?

それにしても使ってないDDR3 4GBが10枚以上あるとは思わなかった。そのほかにも2GBのものが6枚ぐらいある・・・ジサカーあるあるだね。

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