動画加工AIがアップデートされました!!

DVDfab動画加工AIがアップデートされました。個人的には今回のアップデートは久しぶりにアツいものでした。

今回バージョン1030でのアップデートはAIエンジンの改良で、Real-ESRGANの変換速度が改善されました。数日前にやじうまPC Watchで取り上げられていたReal-ESRGAN AnimeVideo-v3というアニメに特化したAI超解像エンジンとして紹介されていて、3倍速くなったとのこと。

やじうまPC Watchの記事を読んで、ようやく動画加工AIのReal-ESRGANの正体が分かりましたが、この記事を読んだときに動画加工AIのReal-ESRGANも早くなるのかな、と期待していましたが、よく読むと別の動画エンジンと比較して3倍速くなったという記事だった。とはいえ、今までよりも変換速度が向上した、とあるので期待を膨らませて待っていたら数日でアップデートのお知らせが来た。

早速アップデートをかけて、まずはGeForceGTX1060の一号でテストした。そのときはRTX3070搭載の二号は、まだ変換途中だったので止められなかったためだ。

やじうまPC Watchで紹介されていたのはAIエンジン部分のみなので、ほかのソフトと併用して静止画にしてから変換をかけて、動画にするようです。動画加工AIでは今まで通りmp4に変換したビデオを放り込んでReal-ESRGANに設定すればいい。一号でのテストはオープニングのみの短い動画だが、0.22fpsが0.53fpsへと向上していた。

問題はRTX3070を搭載した二号が、どの程度変換速度が向上したかです。早速いくつかの動画で試してみましたが、おおむね2倍から2.5倍程度の変換速度が出ていました。これにより24分の720×540の動画を1440x1080pへ変換するのに18時間ほどかかっていたのが7時間弱になりました。fpsで言うと0.85fpsから1.85fpsになりました。

画質に関しては落ちることもなく、背景部分に出現していたノイズが軽減されていましたが、まだノイズが出現していた動画でのテストはしていないので本当に軽減したかは分かりません。

ここまで早くなると、今まで二号を使いたい土日の休みの日は変換できなかったのですが、寝ている間に変換し、起きているときはゲームなどに利用できるのは非常にありがたいし、そもそも変換速度が向上したことで、今までより多くの動画が変換できる。

もう少し速度が向上したら、以前録画しておいたドラゴンボールZも変換できるかもしれないけど、話数が多いからまだ変換に躊躇してます。ちなみに1440x1080pから1920x1080pで変換してもすっきりした画像に変換でき、速度も出力解像度に準じるようで、720×540からの変換とあまり変わらなかった。

ソフトウエア処理はパラメータ次第で処理速度も変わってくるので今後も処理速度向上を期待しつつ、今回のアップデートはうれしいお知らせとなりました。

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